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昔ながらの柔らかいアシのサルーンが欲しい
父のお下がりの8代目クラウン(130型)に乗ってます。エンジンは2リッターの1G-FEです。路上で同型車を見かけることも少なくなったくらいの年代ものですけど、個人的にはあの乗り心地が気に入ってます。なんですが、彼女があまりにおっさん臭いと嫌がるので、買い替えを考えています。貯金も少し出来てきたことだし。4ドアのセダンで、そしてできればああいう柔らかい乗り心地のものを……。最近のクルマは硬いのばっかりみたいなので困ってます。そうじゃないヤツがあれば教えてください。
【畠山直人さん】
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オートカーのお薦め
ボルボ960/S90
非現実的なアメ車より、FR時代のボルボを選んで吉
8代目というとペリメータ・フレーム時代の130系クラウンですね。あれと同じような、一種しどけないリラックス感がある乗り心地って、昔のアメリカ車くらいになってしまいます。そこで、そういう緩やかなアシを楽しめる、ボルボのFR時代のセダンをまずピックアップしてみました。
FR時代のボルボは、往年のアメリカ車を理性的に再構成したようなクルマでした。乗り心地はゆったり、そしてクルマの動きは素直で鷹揚で、心安らかになれる居心地を持っていたのです。中でも960/S90系は最もそのレベルが高く、かなりの領域まで破綻なくまとまってしました。当時のボルボの常で、内装は地味でシンプルで生真面目ですが、最近の高価格車のように、‘プレミアムに’‘高級に’と変に頑張って、結果いやしい何かが匂うようなことはないのが好感持てます。後席も、天井がやや低めですが座り心地は快適。この点ではクラウンより上でしょう。エンジンは1G-FEと同じ直6ですが、あれよりずっと滋味があります。
ただしポルシェ設計といわれるコレ、ヘッドガスケットレスの設計で、10数万km走るとコンプレッションが落ちてくる傾向があります(以前買って16万kmまで乗った960ロイヤルもそうでした)から、あまり距離が行ってるものはパスでしょう。ですけど、過走行車が多いんですよね960/S90。なにせボルボがその後ああいうクルマを造らなくなったため、一部に熱心でカタい支持層が存在してましたから。セダンはワゴンに比べタマも少ない。相場は安いのですが。 (回答者:沢村慎太朗) |
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