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エアツールについて教えてください
長年の夢だったガレージを作る予定です。せっかくなのでエアツールを導入したいと思います。友人から通常の100Vではなく動力用の200Vがあった方がいいと言われたのですが、説明を聞いてもよくわかりません。詳しく教えてください。
【世田谷区の那賀野さん】
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夢のガレージですか。それはおめでとうございます。確かにエアツールはとても魅力的で、修理や整備だけでなく洗車などにも役に立ちますから、余裕があるなら導入された方がいいでしょう。
実は通常の100Vで使えるコンプレッサーでも、あるとないでは大違い。結構役に立ちます。例えばあまり大流量を必要としない、エアガンやインパクトレンチ、エアラチェット、エアジャッキといった工具なら100V仕様でも使用可能です。最近、この手のコンプレッサーはホームセンターなどで3万円前後と安価で手に入りますから、予算の壁であまり悩む必要はなくなりました。実際に購入する際には、できるだけつくりの良さを重視してください。スペックを見ると2馬力とか3馬力という表記を見かけますが騙されてはいけません。これはウソです。100Vで稼動可能なコンプレッサーは全て1馬力なので、スペックに惑わされないようにしてください。
また、このクラスのコンプレッサーは、例え有名ブランドのものでも、日本国内製は皆無です。日本ボイラー協会の規定により、40リッターを超える容量のものは輸入が禁じられているため、ほとんどが中国製となる100Vのコンプレッサーには、40リッター以上のタンクはありません。実際のタンク容量はほとんどのモデルが30リッター未満といったところです。本当は吐出容量の少ない1馬力だからこそ、空気を予め貯めておける大型タンクが欲しいのですが、その場合増設タンクを別売で買うしかありません。
さて、いよいよ次は問題の動力電源200Vについてですが、この電源は三相交流の200Vとも呼ばれています。家庭用エアコンに使われる単相の200Vとは名前は似ていても全く別のものなので注意してください。
三相交流は電源の契約の仕方からして通常の100Vとは異なります。100Vの場合、予め契約した定格電力を配電してもらい、コンセントに自由に機器を接続して使うものですが、三相の場合は、予め届け出た機器に対して、直接電力を供給してもらう契約となります。コンセントで異なる機器と換えることは、実際の現場では珍しくないようですが、本来は契約違反となることを理解しておきましょう。
実際に契約する場合は、
1.工具店などで必要な機器を選定する
2.電気工事会社で設計と申請を依頼する
3.工事会社による施工
4.電力会社による完成検査
5.電力会社による電源引き込み工事
6.電力会社からの配電開始
という手順になります。
この動力電源が導入されると、大型のコンプレッサーの使用が可能になり、エアリューターやサンドブラスト、エアサンダー、エアソー、エアニブラーなどの加工系エアツールが使えるため、作業の幅がぐっと拡がります。さらに、この電源を追加契約して2柱式のリフトなどの自動車工場並みの設備も導入することができます。昨今の経済情勢下では、廃業した工場の中古リフトが一式5万円から10万円で入手できることもあり、自宅ガレージに油圧リフトという環境もあながち夢ではなくなっています。
余談ではありますが、諸般の事情から賃貸駐車場でメインテナンスを行っている読者の方も多いと思いますが、本当はこういう方にこそ100Vコンプレッサーがお勧めです。屋外であればおのずと作業時間は日暮れまでに制限されるでしょう。そんな時にエアツールによる作業時間の短縮は非常にうれしいはずです。ただし、電源が取れないところでは、予めタンクに溜め込んでいる分しかツールが使えないことも覚えておいてください。 (回答者:池田 均) |
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